2017-02-15 第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
国連というのは、政府間機関で構成されているにもかかわらず、実はNGOの役割、これがなければ国連の政策ができないということで、様々なオブザーバーステータスを持った機関もありますし、ある意味では政府で成り立っている機関でありながら、むしろNGO等ステークホルダーを活用した政策執行をされていると思います。
国連というのは、政府間機関で構成されているにもかかわらず、実はNGOの役割、これがなければ国連の政策ができないということで、様々なオブザーバーステータスを持った機関もありますし、ある意味では政府で成り立っている機関でありながら、むしろNGO等ステークホルダーを活用した政策執行をされていると思います。
よって、我が国がパレスチナの非加盟国オブザーバーステータスに関する総会決議に賛成したことと、パレスチナを国家として承認するということ、これは別個の問題であり、今申し上げました観点を重視しながら取り組みを考えていかなければならないと考えます。
日本はオブザーバーステータスをカウンシル・オブ・ヨーロップ、ヨーロッパ評議会に持っておりますので、死刑を廃止しなければ入れないということで、オブザーバーステータスを持っている日本の国会議員としてヨーロッパ評議会で発言をしたことがあります。
IOCは現在、国連のオブザーバーステータスを持っておりますが、そういった意味で非常に重要と考えまして、このたび、奥村先生と会談をセットさせていただいたところでございます。
○福島みずほ君 ヨーロッパ評議会のオブザーバーステータスを持っている五つの国の中に日本は入っており、アメリカと日本はヨーロッパ評議会から勧告を受けました。高村大臣はもちろん御存じだと思います。そのことをどう受け止めていらっしゃいますか。大臣お二人にお願いします。
オブザーバーステータスを持っている日本、アメリカ、カナダ、バチカン、メキシコ、その五つの国の中で死刑制度を持っているのは日本とアメリカの一部の州ですから、御存じのとおり、日本とアメリカ合衆国に対して死刑の廃止について前進がない限り、ヨーロッパ評議会のオブザーバーステータスを剥奪するかどうかについて検討すると、そこまでヨーロッパの評議会、カウンシル・オブ・ヨーロップで、本会議でそういう議決まで、決議までされて
○福島瑞穂君 おっしゃったとおり、ヨーロッパ評議会に入るのは、EUに入るためには死刑を廃止しなければならず、オブザーバーステータスを有している五つの国の中でアメリカと日本のみ死刑を廃止していない。
○国務大臣(森山眞弓君) 死刑に関する私の考え方は先ほど来申し上げておりますとおりでございまして、我が国の死刑制度との関連で、欧州評議会の我が国のオブザーバーステータスが問題となるというのであれば、非常に欧州評議会の側にとっても、もちろん日本にとっても大変残念なことだと存じます。
オブザーバー国でありますアメリカ、日本、メキシコ、カナダ、バチカンのうち、カナダもバチカンもメキシコも死刑を廃止しておりますから、オブザーバーステータスを持っている国で死刑がある国はアメリカと日本だけです。 それで、年四回、欧州評議会本会議が開かれますが、そのうちの一つに死刑廃止とヨーロッパ評議会におけるオブザーバーステータスということが欧州評議会の本会議で議論になりました。